本堂(本尊:不動明王)

平成3年に落慶された本堂です。本尊不動明王は、江戸時代後期のものとされ、矜羯羅童子・制多迦童子の侍者も安置されております。また、本尊両脇には、宗祖弘法大師さま・中興興教大師さまをお祀りしております。

 

水子地蔵(子安地蔵)

弘法大師1200年ご遠忌にあたり、造立されました。当山の水子地蔵は子安地蔵ともいわれ、安産や子授かり、子供たちの健やかな成長を願っております。

延命地蔵(袖ケ浦市指定文化財)

総高2メートルにもおよぶ銅像で、享保20年(1735)に、当時の瀧泉寺の住職堅秀によって建立されました。ご寄進は上総全域にもわたり、その信仰の深さが伺えます。延命地蔵前の道路では数件事故があったが、いずれもけが人は出なかったのはお地蔵さまのご加護のおかげと伝えられています。
また、安産地蔵としても信仰を集めております。

文殊堂

創建当初は瀧泉寺の別院として、梵天山宝積院文殊寺と呼ばれていました。ご本尊の文殊菩薩は、行基菩薩がこの地をおとずれた際に、安置したといわれております。度重なる火災や盗難などにより、創建当初の堂宇・ご本尊は残っておりませんが(現在の堂宇・ご本尊は平成27年に落慶)、毎年成人の日には「文殊祭」が開催され、多くの参詣者で賑わっています。ご本尊は「文殊祭」の際にのみご開帳されます。

諏訪神社(千葉県指定文化財)

延命地蔵の隣にそびえる諏訪神社は、県の有形文化財に指定されており、永地区の氏神さまとして信仰を集めています。